今回はインフルエンザウイルスの寿命についてお話ししたいと思います。
インフルエンザウイルスは人の体内では長くても7〜10日ほどで不活化します。
また、体外にでたインフルエンザウイルスは一定期間が過ぎると不活化します。
衣類など凹凸の多い表面で8〜12時間、マスク・ティッシュなどで約半日、ツルツルした金属・テーブル表面では4日程度、空気中では湿度50%以上で2〜8時間、乾燥状態では1日以上となります。
インフルエンザウイルスの生存率が最も高い湿度、温度は湿度20%、温度10〜20°Cの状態です。
21°Cの室温で湿度65%の状態を16時間保てば99%、インフルエンザウイルスの増殖力や感染力を奪うことができるという研究結果もあります。
インフルエンザウイルスは洗濯・洗浄で除菌でき、消毒用アルコール・次亜塩素酸ナトリウムなども有効です。
消毒時に噴霧することでインフルエンザウイルスが舞い上がるため、噴霧しないように注意しましょう。
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